【ベルリン時事】ロイター通信が8日報じたところによると、国連難民高等弁務官事務所は、中東やアフリカから地中海を渡って欧州に入る難民らの数が、来年は45万人を上回る可能性があるとする報告をまとめた。

 今年は既に36万6000人を超えており、年末までに約40万人に上るとの見通しも示した。来年も難民殺到が続く事態となれば、欧州をはじめ国際社会は、さらなる対策が求められることになる。