大阪府警箕面署の巡査部長梅本大輔（３６）、府警の元警察官溝畑優（３２）両容疑者が女性に乱暴したとして集団強姦（ごうかん）などの容疑で逮捕された事件で、溝畑容疑者が書き込んだインターネットの掲示板を見て加わった梅本容疑者から、現金を受け取っていたことが８日、捜査関係者への取材で分かった。
府警捜査１課は、乱暴への参加料だったとみて調べている。
同課によると、溝畑容疑者は昨年１２月３日、ネットの掲示板に「乱暴企画」などと書き込み、梅本容疑者はそれを見て加わった。
捜査関係者によると、溝畑容疑者は梅本容疑者から現金５０００円〜１万円を受け取っていた。乱暴に加わった他の数人からも金を集めた可能性があるという。
一方、溝畑容疑者が掲示板の書き込みの一部を後に削除していたことも分かった。同課は溝畑容疑者が乱暴に至る経緯を隠そうとした疑いがあるとみて捜査している。