Chromeが高速化、メモリ使用を抑えてバッテリーライフ改善

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これでみんなの不満解消なるか。

この何カ月か、Chromeの速度や安定性の問題が指摘されていました。でもグーグルはついに、最新版のChromeでその問題点を解決したようです。グーグルいわく「Webがより速く、効率良くなる」そうですが、より遅く、効率悪くなるはずはありません。実際どんな改善があったのか見てみましょう。

Chromeの最新バージョンには内部の処理にいくつかアップグレードがあり、メモリ使用量を抑えてバッテリーライフを改善するようになっています。グーグルはこれをブログで詳しく説明しています。

Chromeは今、Webページが他のタスクでビジー状態でないか検知し、使われていないメモリを積極的に解放するようになりました。実際にWebサイトにおけるメモリ使用は10%低減しましたが、複雑なWebアプリではもっと劇的でした。Gmailでは、タブで使われていたメモリの4分の1近くを解放しました。

さらに、タブの復元も速くなりました。ブラウザをいったん閉じて再度開くとき、直近で使っていたタブから読み込まれます。なので、作業を中断したところから直感的に戻れるようになります。また前から話題になっているようにFlashがデフォルトで非表示になり、クリックしない限り(たいていしないはず)Flashのコンテンツが出てこなくなります。

これらの改善点、すべて良さげです。実際インストールしてみて、触れ込みどおり速くなっているのを感じましたが、みなさんいかがでしょうか? まだインストールしていない人も、ぜひ試してみてください。


Adam Clark Estes-Gizmodo US[原文
(miho)