「立花慎之介の扱い雑すぎだろ!」 “声優出しすぎ”の『Rの法則』が「イケボの無駄使い」と批判殺到 | ニコニコニュース

『Rの法則』公式サイトより。
おたぽる

 9月9日放送の『Rの法則』(NHK Eテレ)に、『神様はじめました』の巴衛や、『DD北斗の拳』のケンシロウで知られる声優・立花慎之介がゲスト出演したのだが、放送後、ネット上には「扱いがひどい」などと、番組に対する不満の声があふれた。

『Rの法則』は、これまでにも森久保祥太郎や福山潤、下野紘などといった人気声優が多数出演しており、声優になるためのアドバイスをはじめ、“イケメンなセリフ”に声をあてる人気企画「イケメンボイス」を放送。人気声優の声だけでなく、姿が見られることもあって、声優ファンから注目されている番組だ。

 そんな『Rの法則』は今回、「ヒーロー」をテーマに「イケメンボイス」第4弾を放送。全国の10代女子が憧れる“ヒーローの条件”を番組が調査し、『花と忍び』(講談社)の作者・長谷垣なるみによるオリジナルストーリーでそのTOP5が発表された。その際、『進撃の巨人』のエレン・イェーガーの声優・梶裕貴による“胸キュンセリフ”が流れると、スタジオが黄色い歓声で包まれたのだが、立花が登場するとその雰囲気は一変した。

「自前の豪華すぎるサングラスをかけ、颯爽と登場した立花さんですが、番組が用意した“ヒーローセリフ”を読むやいなや、10代女子から『ちょっとイタい』などと酷評されてしまったんです」(声優ファン)

 今回、VTRで出演した立花は、不良に絡まれた女子を助けるヒーローという役を熱演。それを10代の女子7名が○×で判定した。しかし、用意されたセリフが「ハア こうやって空見上げるのも久しぶりだな へへ お前らも空見上げてみ もうやめにしないか……」「今のうちに逃げろ! 生きていたら明日会いに行く ダメだったら夢で会おうね」といった、どことなく“ダサいセリフ”ばかり。というのも、このセリフを考えたのは10代~20代前半の『Rの法則』男子レギュラー出演者たちだった。

「男子レギュラー陣が考えたセリフは失笑するレベルでダサくて、立花さんも『セリフ自体が女々しい』と苦い顔をしていました。けど、番組はそれで評価を得ることが出来ない立花さんの読み方が悪い、みたいな感じにしていて、『いや~きついね……』と嘆く立花さんがかわいそうに見えました……。好きな声優さんがテレビでこんな扱いをされたら怒るファンが出そうだなと、見た瞬間思いましたよ」(同)

 実際、ネットの声を見てみると、「素人が考えたセリフでもイケボでカッコよすぎるぐらい演じてしまうのが立花さん」「やっぱり声かっこいい」と、立花を称える声の一方、「イケボの無駄使い」「立花さんにいいセリフ言わせてよ!」「立花慎之介さんの扱い雑すぎだろ。ふざけんな」「マジ出演のガキぶっ飛ばしたくなる」という批判の声が殺到。挙句の果てには「『Rの法則』だから嫌いなんだよ。声優出しときゃなんとかなるとか思ってんだろ?」という番組自体を非難する声も上がった。

「いつもやっているイベントでしたら、これで黄色い歓声がワ~っとくるんですけど……」と、悔しそうにしていた立花。「イチから勉強し直してくるから、また呼んで!」と意気込みを見せていたので、リベンジに期待したい!