舞台「AZUMI」開幕!川栄李奈“演劇では日本一”だが「裏ではちゃんとバカ」 | ニコニコニュース

あずみ役の川栄李奈。
コミックナタリー

小山ゆう「AZUMI-あずみ-」を原作とした舞台「AZUMI 幕末編」が、去る9月11日に開幕した。

【大きな画像をもっと見る】

初演前にはゲネプロと囲み取材も行われ、あずみ役の川栄李奈をはじめ、浅香航大、渡部秀、久保田秀敏、早乙女友貴、町田慎吾、佐藤祐基、細貝圭、岡本あずさ9名のキャストと、構成・演出を務めた岡村俊一が出席した。川栄は自身が演じるあずみについて「小さい頃から刺客として育てられてきて、辛いことも苦しいこともたくさんあるけど力強く幕末を生きている少女。その気持ちが皆さんに伝わればいいな」と語る。またゲネプロを終え「稽古場からステージに変わってまだ戸惑うこともあるけど、回を重ねるごとにみんなで良くしていって、千秋楽はいい形で終わりたい」と意気込みを見せる。

初めて挑戦する殺陣については「周りの方がサポートしてくれるので、信じてやっています」とカンパニーへの信頼感を明かし、さらに「(たくさんの人を斬って)気持ちいいですね(笑)」と笑顔を浮かべる。また川栄に殺陣を教えたという早乙女は、川栄について「初めての殺陣で刀も持ったことがないと聞いて、最初は大丈夫かなと思ってたが、覚えるスピードも上達もすごく速くて何も心配することはなかった」と太鼓判。

また“おバカキャラ”として知られる川栄が「おバカキャラに見えなかったですか?」とキャスト陣の顔を伺うと、「そうかな?」「裏ではちゃんとバカだもんね」と言われてしまい思わず苦笑い。しかし岡村からは「(川栄は)ほぼ2週間ですべての段取りを覚えた。AKBの総選挙では16位だったが、今演劇では日本一ですね」と絶賛されていた。

舞台「AZUMI 幕末編」は、新国立劇場中劇場にて9月11日から24日にかけて上演。幕末を舞台とした原作マンガの第2部「AZUMI-あずみ-」をベースに、刺客として育てられた少女の戦いを描く。棒術や短剣、フライング、爆破などの要素も盛り込まれ、迫力ある殺陣のシーンにも注目だ。

舞台「AZUMI 幕末編」

期間:2015年9月11日(金)~9月24日(木)
会場:新国立劇場 中劇場

原作:小山ゆう(小学館刊)


構成・演出:岡村俊一
脚本:チーム渡辺(渡辺和徳 他)
協力:小学館
企画・製作:アール・ユー・ピー
主催:ぴあ 東京音協 アール・ユー・ピー

キャスト

川栄李奈
浅香航大
渡部秀
久保田秀敏
早乙女友貴
町田慎吾
佐藤祐基
國島直希
小野一貴
黒川恭佑
須藤公一
松本有樹純
杉山圭一
塚田知紀
石井靖見
吉田美佳子
藤本かえで
濱田和馬
前原滉
山本ナオミ
重住綾
岡本あずさ
細貝圭