12日、ブラジル・サンパウロの「花火祭り」で打ち上げられた花火(共同)
共同通信社

 【サンパウロ共同】日本とブラジルとの外交関係樹立120周年を祝う「花火祭り」が12日、ブラジルの最大都市サンパウロで開かれ、4500発の花火が夜空を彩った。

 デザイナーのコシノジュンコさんが演出。長野市の紅屋青木煙火店の花火師らが参加し、ブラジルで製造された花火が使用された。小雨が降る中、約1万人が観賞。コスプレ姿の若者も目立った。日本のバンドや太鼓の演奏も披露された。

 日系3世の高校教師ビニシウス・マツナガさん(24)は「日本人が持っている『ブラジルは危ない』という悪いイメージが良くなってほしい」と話した。

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