親子で787と綱引き=「空の日」イベントで―成田空港

 成田空港で13日、最新鋭旅客機ボーイング787型機を小学生と保護者で引っ張る綱引き大会が行われ、応募した285組674人の中から抽選で選ばれた112組278人の親子連れらが参加した。

 20日の「空の日」を前にしたイベントの一環。インドのデリーからこの日の朝に戻った787の前輪と主脚の計3カ所に綱が取り付けられた。

 最初は166人の小学生だけで綱を引いたが、動かなかった。保護者が加わって力を合わせると、重さ約170トンの787がゆっくりと動きだし、参加者から歓声が上がった。

 群馬県高崎市から参加した小学3年山崎可夢さん(9)は「飛行機は重かったけれど、動いた時はうれしかった」と話していた。