Perfume初映画は日米同時公開、邦画では4作品目&ドキュメンタリー初。 | ニコニコニュース

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3人組テクノポップユニット・Perfume初のドキュメンタリー映画「WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」が、日米同時公開されることがわかった。日米同時公開された邦画は、これまで「ミッドナイト・イーグル」(2007年)、「RED LINE」(2010年)、「最後の忠臣蔵」(2010年)の3作品あるが、ドキュメンタリー映画では本作が初となる。

今回、日米同時公開に至ったのは、2014年秋に開催され大成功をおさめた「Perfume WORLD TOUR 3rd」公演が行なわれたニューヨーク、ロサンゼルスの2都市の劇場が、日本からのオファーにいち早く手を上げたため。米国の配給元は「Perfumeのドキュメンタリーが米国と日本で同時上映されると聞いて、我々は非常に喜んでいます! あ〜ちゃん、かしゆか、のっちがグローバルに有名になったことを大変誇りに思っています。彼女たちのもっとも最近のワールドツアーの舞台裏を見られること、特にファンの仲間たちとあのスペシャルな瞬間を追体験できることに非常に興奮しています。彼女たちがまた近いうちにアメリカで公演してくれることを楽しみにしています!」とPerfumeへの熱い思いを吐露している。

2014年「Perfume WORLD TOUR 3rd」のニューヨークとロサンゼルス公演では、「ポリリズム」が全世界共通挿入歌に抜擢された「カーズ2」のワールドプレミア上映でロサンゼルスの地を踏んでから3年越しの念願が叶い、米国でのワンマンライブという一つの目標を達成したPerfumeにとって、自分たちの映画が日米同時公開されることは、思いを込めた公演に対する答えであると同時に、結成15周年、メジャーデビュー10周年のアニバーサリーイヤーを祝福する大きなプレゼントになったといえそうだ。「Perfume WORLD TOUR 3rd」公演へ賭ける彼女たちの熱い思いは映画にたっぷりと収められている。

そしてさらに、本作は北米を皮切りに台湾、香港、シンガポール、メキシコでの公開も決定。また、南米、ヨーロッパでの公開も予定されている。昨年リリースされたアルバム「LEVEL3」は世界251の国と地域で配信されており、公開する国は、今後も拡大する予定。Perfumeの世界的な人気を裏付けるワールドワイド展開となっている。

なお、本作は10月22日から開催される第28回東京国際映画祭パノラマ部門へ選出され、正式招待されることも決定。22日に行われるオープニング式典のレッドカーペットへの参加も決まっている。パノラマ部門は本年度から新設された部門で、映画の多様性をコンセプトに様々なジャンルから公開前の最新話題作を選出する部門。同映画祭事務局は選出の理由として「海外でも人気の高いアーティストの作品を東京国際映画祭で上映し、広く海外に発信する事に対し、大きな意義を感じるため選定致しました」とコメントを寄せている。

映画「WE ARE Perfume -WORLD TOUR 3rd DOCUMENT」は10月31日よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国ロードショー。

☆あ〜ちゃんコメント

日米同時公開うれしーーーーーーい!!!!!!すごーい!!わたしたちPerfumeのライブが、どんなやりとりでどんな風に作られているのか、本当にたくさんの場面で密着していただいているので、若干恥ずかしいところはありますが、ありのままの私たちを、日本のみならず海外の方にも見届けてもらえること、すごく嬉しいです!!

そして、レッドカーペット!!今回は本当に赤いかなぁ?! 前回Cars2のワールドプレミアで歩かせていただいた時はサーキットを見立てた黒のカーペットだったので、念願のレッドなカーペット!!踏みしめて歩きたいと思います ひゃん。緊張する…笑

☆かしゆかコメント

自分たちのツアーが映画になることだけでもとても嬉しかったのに、その映画がアメリカでも同時上映されると聞いて未だに信じられません!たくさんの人に見てもらえることを願ってます!

国際映画祭のレッドカーペットを歩ける日が来るなんて夢にも思いませんでした。関わってくれた人の気持ちを胸に三人で歩けることをとても嬉しく思います!少しの間ですが国際映画祭という華やかな場所にお邪魔させていただいて楽しめたらな、と思ってます!

☆のっちコメント

なんだかすごい事になってきました…!とにかく早く観てほしいな。あ〜楽しみ〜

☆佐渡岳利監督コメント

初監督作品が、東京国際映画祭に招待され、さらに世界公開されるとはこのうえなく光栄です。この映画でPerfumeの素顔に触れれば、きっとファンになってくれると思いますので、世界中のみなさんに観ていただきたいと思います。