山形市長選で自民、公明両党などが推薦した候補者が接戦の末に勝利したことで、安全保障関連法案の採決を前に与党内には安堵(あんど)が広がった。自民党の茂木敏充選挙対策委員長は13日夜、「今回の激戦を制した勢いを今後の地方選や来年の参院選につなげていきたい」とのコメントを発表した。

 ただ、民主党など野党が推した候補との差はわずかだった。安保法案が逆風になった可能性は否めず、茂木氏は「気を引き締めて終盤国会に臨む」とも言及した。 

全文を表示