松本人志、東日本豪雨の報道に苦言「ヘリ飛ばしすぎ」 | ニコニコニュース

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お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、13日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、東日本豪雨の報道に関して苦言を呈した。

台風18号の影響で、各地で河川の氾濫や浸水など甚大な被害をもたらした東日本豪雨。茨城県常総市では鬼怒川の堤防が決壊したことで、街に濁流が流れ込んだ。逃げ遅れた人を自衛隊がヘリコプターで懸命に救助し、各局はヘリコプターからの中継でその一部始終を伝えた。

司会の東野幸治が救助に当たった人々の活躍を称賛すると、松本は「そうなんですけど、ちょっとヘリ飛ばしすぎじゃない?」と疑問を投げかけ、「ずっと空撮をやってた。あれも時間を決めてパッとやめないと」と主張。「うるさいで、あれ」と救助活動の妨げになることを危惧した。

さらに「こういう時こそドローンでいいでしょ」と提案。「資料映像としては残しとかなあかんけど」とした上で、「もう、こんなんええよ」と強い口調。東野が「本当に危ない状態で、自衛隊が来たかなと思ったら報道やったとか。もうなんもせえへんやったら来るなと?」と振ると、松本は「そうそう」と認め、「あれで接触でもしたらとんでもない二次災害」と危険性も指摘した。

ゲスト出演した長嶋一茂も松本の考えに同調する。「自衛隊、消防庁、海上保安庁まで来た。横の連携はなかなかうまくいかない」と分析し、「指揮系統のヘリコプターが上から指示する。でも、その上とか横に報道のヘリがいる」と説明。「こんなこと言っていいのか分からないですけど…すごく邪魔らしいです」と代弁し、「どこかホスト局が1機出して分けるとか」と意見しながらも、「広域で被害が出ているから、各局いろいろなところを抜きたいのでは」とテレビ局側の事情にも触れていた。