千葉県警松戸署は14日、同県松戸市の住宅街の路上で、人に襲いかかっていた犬に対し、現場に駆け付けた警察官3人が拳銃を計13発発砲し、犬を射殺したと明らかにした。同署は「現時点で、拳銃の使用は適正かつ妥当だったと考えている」としている。

 同署によると、犬は紀州犬とみられ、体長約120センチ、体高約60センチ。飼い主の男性(71)を含む2人が腕などに軽傷を負った。

 14日午前2時ごろ、「女性が犬にかまれた」と110番があった。駆け付けた警察官が、犬が飼い主の男性にかみついているのを発見。制止した警察官にも襲いかかってきたため拳銃を13発発砲、犬を射殺した。