寝台特急カシオペア
共同通信社

 来年3月に予定されている北海道新幹線開業に合わせ、上野と札幌を結ぶ寝台特急カシオペアが廃止されることが14日、JR関係者への取材で分かった。運行するJR東日本とJR北海道が近く発表する。

 カシオペアは1999年7月にデビューした豪華寝台列車で、臨時列車として上野―札幌間を週3回程度往復。同区間を走っていた寝台特急北斗星も今年8月で終了しており、88年3月の青函トンネル開業以来、本州と北海道を結んできた寝台特急は姿を消すことになる。

 カシオペアは客車12両で、機関車が引っ張っている。