白骨化した女性の遺体が見つかった現場付近=15日午前、宮城県栗原市
共同通信社

 宮城県警は15日、同県栗原市栗駒文字葛峰の杉林で、未成年とみられる白骨化した女性の遺体が見つかったと明らかにした。県警は死体遺棄事件として、詳しい死因や状況を調べている。

 県警によると、司法解剖の結果、女性は身長140センチ台後半で死後数カ月から1年が経過しているという。骨折などの外傷はなかった。

 女性は上半身をあおむけにして倒れており、遺体の上にはタイヤ2個が置かれていた。白っぽい長袖のシャツと黒いズボンを着用し、靴はなかった。

 杉林の近くの空き家を所有する男性が12日午前5時ごろ、豪雨の被害を心配して空き家周辺を見回り、遺体を見つけた。