ファミリーマートと来年9月の経営統合に向けて協議しているユニーグループ・ホールディングス(GHD)が、最大で50店舗の総合スーパーの閉鎖を検討をしていることが16日、分かった。不採算店を中心に売却や統廃合を進めることで収益改善を目指す。統合の基本合意に向けて両社の協議は大きく前進しそうだ。

 ユニーGHDは「アピタ」「ピアゴ」の店名で東海地方を中心に全国で約230店舗の総合スーパーを運営している。ただ、衣料品の不振などから業績が低迷し、抜本的な収益改善策が求められていた。