フジテレビ、街中ロケで一般人を怒鳴り散らし、迷惑路駐…視聴率も歴史的壊滅状態 | ニコニコニュース

フジテレビ本社「Thinkstock」より
Business Journal

 フジテレビの悪評が尽きない。

 9月2日に放送された『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)では、ジャニーズタレント・香取慎吾(SMAP)や、お笑いタレント・山崎弘也(アンタッチャブル)が静岡県熱海市の初島を訪れ、地元の住民と触れ合いながらグルメを楽しむ模様が放送された。しかし、一部スポーツ紙によると、8月中旬に行われたロケでは、スタッフが目に余る“暴走”を繰り返していたようだ。

 人気観光地の初島は、お盆期間中ということもあり、ロケ当日は多くの観光客でにぎわっていた。しかし、同番組のスタッフは、ロケで使用するワゴン車を路上駐車してほかの車両の通行を妨げたり、観光客からの質問に不機嫌な態度で対応していたという。さらに、最大の問題は、フェリー乗り場近くでの出来事だ。

 フェリーの乗船客は芸能人の登場に喜び、中にはカメラを向ける人もいたという。しかし、ある女性スタッフが船に乗り込み、「撮影をやめてください!」と怒鳴りつけた上、親子連れが船内から窓越しにカメラを向けると、スタッフが窓の外に立ちはだかって妨害する場面もあったようだ。テレビ番組を手がける制作会社のスタッフは、以下のように語る。

「往々にしてロケ現場は混乱するもので、スタッフも冷静さを欠いてしまうものですが、この一連の行動は非常識といわざるを得ません。乗船券も持っていないのに船内に乗り込むなど、フェリーの営業妨害もいいところです。テレビに限らず、街中での取材などは、基本的にメディア側の都合でその場所にお邪魔するわけですから、一般の方々の行動を尊重します。しかし、このフジのスタッフは、上下関係を履き違えているのではないでしょうか。

 今はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が発達したこともあり、こうした目撃情報はすぐに拡散します。逆に、ロケ現場や取材の過程でいい対応をすれば、それも広まるということですが、フジは自分で自分の首を絞めているようなものです。今回、ロケ現場に居合わせた一般の方々がフジおよび同番組にいいイメージを持つとは思えません。視聴率低迷が叫ばれるフジですが、こういったところからも、自ら視聴者を遠ざけているような気がします」

●「いったい何様」「テレ東のほうが面白い」

 フジは“月9”枠で史上初の視聴率1ケタスタートだった『恋仲』をはじめ、ドラマが軒並み低調で壊滅状態だ。8月25日には、最も視聴率が獲れるとされるゴールデン帯(19~22時)で平均視聴率3.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)、プライム帯(19~23時)で同3.5%と歴史的な低視聴率を記録してしまった。

「さらに苦しいのが、10月期改編の内容です。日曜日は19時から3時間にわたって『日曜ファミリア』という新番組の放送が発表されました。これは、特定の内容ではなく、毎回違った企画を放送するバラエティのようです。固定しないことで臨機応変に対応できるといえば聞こえはいいですが、業界内では『苦肉の策』『もう、3時間もじっくりテレビを観る人はいないのに……』とささやかれています」(前出のスタッフ)

 前述のフジの横暴について、30代男性はこう語る。

「商店街ロケの番組などを観ても、『裏で暴言を吐いたり、一般人の邪魔をして、撮影されたものなのかな』と思ってしまいます。スタッフは、いったい何様だと思っているのでしょうか。その程度のスタッフがつくった番組ばかりなら、観る人が少ないのもうなずけます」

 また、以下のような見方を示すのは、30代女性だ。

「何を見ても焼き直しのような企画ばかりで、もうフジに斬新な番組は期待していません。『振り向けばテレビ東京』といわれていますが、テレ東のほうがよっぽど面白いです」

 フジは以前にも、ツイッターで一般人に上から目線の取材要請をしたり、主催者の意向を無視して記者会見の中継を強行したことが問題となっていた。さらに、今回はロケ現場でのスタッフの振る舞いが不評を買ってしまったわけだ。相次ぐ暴走に歯止めがかかるのは、いつのことになるのだろうか。
(文=編集部)