【ベルリン時事】中東などから西欧を目指している難民らが、ハンガリー当局による対セルビア国境の管理厳格化を受けて迂回(うかい)し、セルビアの隣国クロアチアに流れ始めた。AFP通信によると、クロアチア内務省は16日に約370人が入国したと明らかにした。数はさらに増える見通し。

 ミラノビッチ首相は「クロアチアには難民を受け入れる用意が十分あり、行きたい所へ向かってもらっていい」と表明。ドイツや北欧行きを希望する難民の通過を容認する方針を示した。

 当局は警官約6000人を国境に配備。入国手続きの円滑化に努めている。 

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