日経平均、260円高で取引終了・・・FOMC前の様子見も高値圏維持 | ニコニコニュース

 17日の日経平均株価は前日比260円67銭高の1万8432円27銭と3日続伸して取引を終えた。米国株高を好感した買いが先行。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を控え、利益確定売りに前引けにかけて伸び悩んだものの、上海総合指数が底堅く推移したこともあって後場に入って持ち直し、午後2時すぎには上げ幅を300円近くまで拡大する場面があった。

 個別では、オリンパス <7733> と共同で4K外科手術用内視鏡システムを製品化したソニー <6758> が急伸。米産業用ロボットメーカー買収を発表したオムロン <6645> も物色された。コネクテッドカー・プラットフォーム構築への期待感からブレインパッド <3655> はストップ高を付けている。ゲーム事業への本格参入を発表したネオス <3627> も一時ストップ高を演じた。

 半面、15年8月中間期業績予想を上方修正したアダストリア <2685> は朝方に買われたものの、一巡後は利益確定売りに押されて軟化した。欧州系証券が「弱気」でカバレッジを開始したふくおかフィナンシャルグループ <8354> や静岡銀行 <8355> もさえない。(編集担当:宮川子平)