ぱるる、ファンから批判殺到 病気理由でAKB休養→パリから「浮かれ」コメント連発 | ニコニコニュース

島崎遥香(AKB48)
Business Journal

 ぱるること、AKB48の島崎遥香が現地時間の今月11日、仏パリ市内で行われた「第21回エトランジェ映画祭」に出席したことが、一部で批判を呼んでいる。島崎が主演するホラー映画『劇場霊』(中田秀夫監督、11月21日公開)が上映されるため招待されたのだが、島崎は8月7日にツイッターで発表した持病のぜん息悪化による無期限休養から、同26日に徐々に仕事を再開することを表明したばかり。

 体調万全とはいかないはずだが、島崎がパリから新世代トークアプリ755に書き込んだ「パリは男の人が優しいしかっこいい!建物はお洒落でご飯もおいしくて楽しすぎます!人目も気にしなくていいですしね!ハッピー!」「楽しすぎて帰りたくないです!」などのコメントが、体調を心配していたファンの感情を逆なでした様子。島崎は休養発表と同時に、AKBの恒例行事である9月16日の「じゃんけん大会2015」の欠場も表明していたため、インターネット上では「握手会欠席でパリには行く(笑)」「そのまま日本に帰ってこないでくださーい」「一般にこれを『仮病』という」などファンからは厳しい声も届いている。

 しかし事情をよく知るイベント関係者によれば、島崎の病気療養やじゃんけん大会欠場には、大人の事情があるという。

「AKBの人気メンバーである渡辺麻友、小嶋陽菜、高橋みなみはプロダクション尾木、柏木由紀はワタナベエンターテインメントなど、個々で所属事務所が違う。売れていなかったタレントの卵がAKBに所属して売れたという場合もあるし、運営会社であるAKS所属だったメンバーを事務所側が青田買いしたケースもあります。事務所としては、人材育成やプロモーションをAKSに任せられるというメリットある一方で、売れっ子になってもスケジュール管理はAKBサイドの意向が優先されるため、事務所の自由がきかないというのが大きな難点なのです。人気メンバーだった前田敦子、大島優子を抱える太田プロダクションは、ようやく2人の卒業により将来を見越したマネジメントが本格的にできるようになったのです」(同関係者)

 ではこうした事情が、今回の島崎のパリ行きにどのように影響しているのであろうか。

「島崎が所属するのはビッグアップルという女優の中山美穂を筆頭にした事務所ですが、パリ在住の中山の稼働時間は限られています。現在所属タレントは4人という小規模の事務所のなかで、事務所の屋台骨として期待が島崎に集中しているのです。今回の映画は、AKBとは関係のない島崎単独の仕事であり、卒業後も島崎が女優としてやっていけるようになるための第一歩という意味で、本人にとっても事務所にとっても大事な仕事なんです。事務所としては、AKBとしての稼働を抑えても絶対に外せなかったのでしょう」

 しかし、こうした大人の事情が結果としてファンから疑問を呈される事態を招いてしまったとしたら、島崎にとっても不本意な結果につながったといえよう。
(文=編集部)