#IStandWithAhmed。シリコンバレーもAhmed少年を支持 | TechCrunch Japan

【本稿のライターは Kaya Thomas】
Ahmed Mohammed。自作の時計を学校に持ち込んで逮捕された14歳の少年はシリコンバレーでも注目を集めた。

少年逮捕のニュースが広まると、Twitterでは#IStandWithAhmedハッシュタグと共にAhmedとその家族を支援する動きが始まった。BBCによると、ハッシュタグを始めたのはAmneh Jafariという大学生で、彼女は自分の弟のことを思い出しこの事件にショックを受けたたのが理由だった。70万人以上が支持を表明するツイートを発信し、数多くのIT企業がAhmedにインターンシップや会社訪問を提案している。

Mark Zuckerbergは自身のFacebookページで支持を表明し、「未来はAhemdのような人たちが担っている」と書いた。

オバマ大統領までも、Ahmedがホワイトハウスに来て欲しいと言った。

Ahmedは、彼の発見と革新のセンスを褒められる代りに逮捕された ― これはAhmedが若き有色のムスリムであることから、偏見や不適切な反射的行動であるという議論を引き起こした。

残念ながら、科学実験のために逮捕された有色人種学生は彼が初めてではない。去る2013年、16歳のKiera Wilmotは逮捕され退学させられた。彼女の実験が生物の授業中に爆発したためだった。#IStandWithAhmは、STEM(科学、技術、工学、数学)分野における多様性の欠如の持つ深刻に光を当てている。

Ahmedの学校の職員たちは、彼が持っていたのは爆弾であると確信し、彼を好奇心旺盛な科学少年であるとは見ようとしなかった。しかし、Ahmedの事件を通じて、若き有色のSTEM学生たちを支援する機運が高まることを期待したい。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)