憲法草案を可決=7年越しで公布へ―ネパール議会

 【ニューデリー時事】ネパールの制憲議会は16日、7州から成る連邦共和制を柱とする新憲法草案を可決した。20日に公布される見通し。憲法制定作業は、2008年の連邦共和制移行後、7年以上にわたり続いてきた。

 ネパール政府は憲法制定を機に、4月の震災からの復興支援を国際社会にアピールしたい考えだ。しかし、新憲法への抗議デモも頻発しており、さらなる混乱に発展する恐れもある。