世界初のアニメ専門映画館が破産開始決定 熱心なアニメファンゆえに?客足が伸び悩んだ理由とは | ニコニコニュース

めまぐるしく新しい店ができ、新陳代謝が激しい秋葉原の電気街=2007年12月17日(朝日新聞)
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 「世界初のアニメ専門シアター」との触れ込みでオープンしていた秋葉原の映画館を運営する会社が破産開始決定を受けたことが、16日分かりました。東京商工リサーチによると、集客に苦労して事業の継続が難しかったとのこと。作品に対して熱心な購買欲を持つアニメファンならではの、映画を見に来なかった理由とは。

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秋葉原オリエンタルコミックシアターとして開館
 この会社は株式会社「オーシーシー」。東京商工リサーチによると、今月9日に東京地裁から破産開始決定を受けました。負債総額は4260万円。
 独立系ミニシアターの支配人だった社長が「秋葉原オリエンタルコミックシアター」として2004年に設立しました。秋葉原電気街の一角である東京都千代田区外神田3丁目に、世界初のアニメ映画館として105席の劇場を開設しました。

「自分でアニメDVDを所有しているケースが多い」
 アニメファンの新しい聖地に、との期待を受けながら、初日から「真月譚 月姫」をマラソン上映。以降も、最新テレビアニメなどの上映を計画していましたが、わずか半年後の同年10月には閉館して実質的に事業を停止、商号も変更していました。
 東京商工リサーチの担当者は、「アニメファンは自分でアニメDVDを所有しているケースが多いため観客を継続的に集めることができなかった」と分析。作品の熱心なファンをターゲットにしたがゆえの閉館だったと言えそうです。