少年誌なのに!? 天下の「ジャンプ」が“ヤリマン”を募集中! | ニコニコニュース

「少年ジャンプ+」より。
おたぽる

 天下の「週刊少年ジャンプ」(集英社)が“ヤリマン”を募集していると話題を集めている。

 今回、ヤリマンを募集しているのは「週刊少年ジャンプ」のWEB版「少年ジャンプ+」で連載中の『あの娘はヤリマン』。今月9日更新の最新話と共に公開されたキャンペーンページで“ヤリマン”キャラ林沖美が「世界中のヤリマン…出て来いや!!」と、元格闘家の高田延彦ばりに煽っている。

 その林を見て主人公の端本も「ジャンプ史上最低の企画だ…」とドン引きしているが、「ジャンプ」と言えば、“友情・努力・勝利”を信条に、多くの世代に愛されるマンガを生み出してきた日本を代表するマンガ雑誌。そんな「ジャンプ」がヤリマンを募集するなんて……集英社はついに血迷ってしまったのだろうか!?

……実は、『あの娘はヤリマン』に登場する“ヤリマン”は槍の使い手こと“槍マン”。憧れの林が“ヤリマン”だという噂を聞いた端本がその真相を確かめに行くと、槍をとる林の姿が。林いわく、「槍マンとは!槍一本で天下に名を知らしめることを目標とする者なり!」とのこと。本作には槍マン以外にも“剣マン”や“竹槍マン”“弓マン”、しまいには“手マン”まで登場。各界のマンたちが集い、“最強マン”を決める「最強マントーナメント」に向けてライバルを減らす活動に勤しむ林と、それに巻き込まれる端本の姿を描いた「アソコから血もでちゃう系ドキドキストーリー」だ。

 今回のヤリマン募集も、「君が考えた○○マンの設定やイラストを投稿しよう!」という、イラスト&設定募集。採用されれば『あの娘はヤリマン』中に登場するかもしれないとのことだ。応募要項を見ると、「形式は自由!絵は下手でも気にするな!イラスト童貞でも大歓迎だぞ!」「お金で揉めたくないから、投稿作の著作権は集英社に帰属するぞ!」「採用者には君の応募キャラが登場したコミックス(多分いつか出る)を北内先生のサイン入りでプレゼント!」と、なんとも自由すぎる募集要項。ただ、“ヤリマン”“手マン”を連呼する作品でありながら、「ジャンプは少年誌!公序良俗に反するものは、普通に載せられないぞ!」と、意外にも(?)ちゃんとアナウンスしている部分も。

「少年ジャンプ+」のTwitter(@shonenjump_plus)によれば、「シャイボーイ達から滅茶苦茶投稿来てる」とのことで、「正直、完全に想定してなかった。大丈夫なのか、この国は!」と、うれしい(?)悲鳴を上げている。この企画はメール(yariman@shonenjump.com)での応募以外に、Twitterでも応募をすることができ、「#俺の考えたヤリマン」というハッシュタグを見ると、さまざまな○○マンの設定やイラストを見ることができる。中には、“際どい”作品も見られるので、ハッシュタグを見るだけでも楽しめそうだ。

“ヤリマン”募集は9月30日まで。はたして、どんな○○マンが採用されるのか、楽しみにしたい!