おいしい話には裏がある? 3キャリアで揃った月額1,700円プラン、その落とし穴とは

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安いけど高くなる。

ちょっとややこしい話ですが、そういう可能性もあるようです。auSoftBankにつづいてdocomoもまた、月額1,700円の基本プランを発表しました。サービス内容としては他社と同じで、1回の通話を5分以内とすることで、国内音声通話が無料となるプランです。

お? これで毎月の維持費が1,000円安くなる?

って思うじゃーん。

でも、単純にそうはなりません。1,700円プランでは契約できるデータプランが制限されているため、逆に高くなる。という可能性もあるのです。


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キャンペーンでの割引を抜いて計算すると、auの場合は最も安い「データ定額2(2GB)/月額3,500円」が適用できず、「データ定額3(3GB)/月額4,200円」からで、ISP料金300円を合わせると総額で6,200円。従来のプランの最安価格(2,700円+データ定額2を選択)が6,500円なので、そちらと比べるとauでは300円安くすることができます。


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SoftBankとdocomoでは、データ定額プランは5GB(5,000円)以上のものから選ぶことになるため、ISP料金を含めた総額では7,000円となります。

2,700円のかけ放題式プラン+最低容量の2GB(3,500円)プランを選んだ場合は、ISP料金を含んだ総額で6,500円。つまり、基本プランを1,000円安くすると、逆に500円高くなるということがありえるわけですね。なんだかとんでもない頭脳戦を仕掛けられているような気もします。

もちろん、その分通信データ量が増えているので、通話よりも通信メインという人にはメリットはあります。プラン選択の際は、用途や頻度をよく考えてからどうぞ!


追記(2015/09/17 21:31):auの値段の部分で一部内容に誤りがありました。修正致しました。

source: auSoftBankdocomo

(小暮ひさのり)

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