チリ沖の地震で記者会見する気象庁の長谷川洋平・地震津波監視課長=17日午前、気象庁
共同通信社

 チリ中部沖で発生したマグニチュード(M)8・3の地震で、日本の気象庁は17日午前、記者会見し、太平洋広域に津波の可能性があり、日本に到達する場合、第1波は18日朝になる見込みだと発表した。

 気象庁によると、北海道東部は午前5時半ごろ、東北から関東が午前6時ごろ、東海から近畿が午前7時ごろ、四国、九州、沖縄は午前8時ごろの予想。

 記者会見した長谷川洋平地震津波監視課長は「日本への津波の有無についてデータを調査している。どういう規模になるか分からない。気象庁の情報に注意してほしい」と呼び掛けた。17日中に詳しい解析結果をまとめ公表する予定という。