BlackBerry製Android端末「Venice」の鮮明な実機画像がリーク | GGSOKU - ガジェット速報

Android Authortyは16日(現地時間)、「Venice」の開発コードネームで知られるBlackBerry初となるAndroidスマートフォンの実機画像が、新たにリークされたことを伝えています。

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これまでにもレンダリング画像やスペック情報などはリークされてきましたが、今回Veniceの外観および実装されるソフトウェアの一部を鮮明に捉えた実機画像がリークされました。

まず外観に関しては、概ねこれまでにリークされてきた画像に合致しているように見受けられ、注目すべきような新情報は確認できませんでした。一方で、ソフトウェア面については、幾つかの興味深い情報を読み取ることができます。

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画像を見る限りでは、Veniceにおいては作業効率や生産性を向上させるべく、BBMメッセージやEメール、テキストメッセージなどの作成や、新たな予定の入力や一日の予定の確認などのカレンダー機能の利用などを含む、多彩なショートカット機能が用意されているほか、ホームボタン上でスワイプすることで幾つかの機能に迅速にアクセス可能となる模様です。

また、直近に使用したアプリ履歴を表示する際には、“アプリを利用した頻度に応じて” 表示されるウィンドウの大きさが変更されることになるようです。

ディスプレイ5.4インチ WQHD(2560×1440)
SoCQualcomm 64-bit ヘキサコア Snapdragon 808
RAM3GB
メインカメラ1800万画素
フロントカメラ500万画素

先日リークされた「Venice」の主なスペック

今回Android Authorityは、Veniceのモデルナンバーが「STV100-6」となり、SoCには「Snapdragon 808」が採用される見込みと伝えていますが、これは以前にリークされたスペック情報とも合致する情報となります。

また、発売時期については、11月頃にも米国市場の4大キャリアすべてから発売される見通しとのこと(過去記事)。

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おそらくVeniceは、多くのBlackBerry OSデバイスと同様に一般消費者向けというよりは企業ユーザー向けの製品となるものと思われますが、セキュリティ性能に関してしばしば懐疑的な意見の聞かれる「Android OS」が、世界屈指の堅牢なモバイル向けOSを開発するBlackBerryの手にかかることによって、どのような “進化” を遂げることになるのかは非常に興味深いところです。

[Android Authority via Phone Arena]