辺野古反対グループ襲われる=男性軽傷、3人逮捕―沖縄県警

 沖縄県名護市辺野古で、米軍普天間飛行場移設に反対する座り込みをしていた市民グループの男性(49)を殴ったなどとして、県警名護署は20日、傷害と器物損壊の疑いで同県西原町我謝の土木作業員宮平安人容疑者(40)ら3人を逮捕した。同容疑者は「やっていない」と否認しているという。

 逮捕容疑は19日午後10時50分〜20日午前0時20分ごろ、米海兵隊キャンプ・シュワブのゲート前で抗議活動をしていた男性の顔を殴り軽傷を負わせたほか、横断幕2枚を引きちぎった疑い。

 現場にいた市民団体によると、酒に酔った20人近くの男女が近づき、「(移設に反対する)お前らは日本人じゃない」などと罵声を浴びせたという。ゲート前で警備していた警察官が騒動に気付き、駆け付けた。