日本で「中国人蔑視」の報道や啓発活動?・・・マナーをめぐる議論や騒動 | ニコニコニュース

サーチナ

 中国メディアの前瞻網は17日、多くの中国人旅行客が日本を訪れ、日本に莫大な観光収入をもたらしていると指摘する一方、中国人旅行客のマナーがトラブルを招くケースもあり、日中双方で議論や騒動が起きていると伝えた。

 記事は、日本のメディアが日本滞在中の中国人旅行客のマナーと、日本人の中国人旅行客に対する印象を伝え、「日本の小売関係者の多くは中国人のマナーに対して不満を示した」などと紹介した。さらに、不満の内容としては「売り物に触りすぎ」、「食べ物を食べながら買い物」といったものがあったと伝えた。

 さらに、日本国内の報道について、「悪意をもって中国人を貶める意図がある」といった反発の声や、「他人から間違ったことを指摘されたならば、自分の足りない点を改善すべき」といった声があがり、中国で議論が起きたと伝えた。

 一方で、北海道観光振興機構が発行した日本のマナーに関する中国語冊子の内容が、日本人の間で議論を呼んだと伝えた。日本ですべきでないマナーとして「公衆浴場で泳ぐことや、騒ぐこと」、「使用後のトイレットペーパーをゴミ箱に捨てること」などが取り上げられたことに、日本人から「あまりに上から目線」、「中国人に対する蔑視」といった批判の声があがり、中国人から反感を買う恐れがあったなどと伝え、中国人旅行客のマナーをめぐって日中双方で議論や騒動が起きていることを伝えた。(編集担当:村山健二)(写真は前瞻網の17日付報道の画面キャプチャ)