現役引退を表明する記者会見に臨んだ中日の小笠原道大内野手=17日、名古屋市
共同通信社

 セ、パ両リーグで最優秀選手(MVP)に輝いた中日の小笠原道大内野手(41)が17日、名古屋市内で記者会見し、「この日がきたなという感じ。あらゆる思いが交錯しているが、すっきりしている」と今季限りでの現役引退を表明した。

 19年目の今季は身上とするフルスイングの打撃に「イメージしたものと現実とのギャップが出た」という。7月末に故障で2軍落ち。「心の中で区切りとして決断した」と明かした。

 1997年に日本ハムに入団。打力を生かすため捕手から内野手に転向、2度の首位打者。2006年には本塁打王と打点王でパのMVPに選ばれ、巨人に移籍した07年にはセのMVPに。

全文を表示