現役引退の記者会見をするDeNAの高橋尚成投手=18日、横浜市の球団事務所
共同通信社

 米大リーグでも活躍したDeNAの高橋尚成投手(40)が18日、横浜市内の球団事務所で引退の記者会見を開き「長い野球生活を全うできた。すっきりしています」と穏やかな笑みを浮かべて16年間のプロ生活を振り返った。

 引退を決めるきっかけとなった試合に8月16日の広島戦を挙げた。八回に救援として登板して駒大時代の後輩の新井に本塁打を浴び「これで引退を覚悟した。大学時代に仲良くプレーした仲間に打たれてすっきりした」とすがすがしかった。

 横浜スタジアムで古巣の巨人と対戦する10月2日に引退セレモニーが予定されている。今後については「指導者になってみたい」と話した。

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