印象に残るドラマのキメ台詞1位は | ニコニコニュース

ちなみに『HOTEL』の「姉さん」は実は沢口靖子が演じていたが、声だけの出演だったという…写真/PIXTA
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9月28日からスタートする、NHK連続テレビ小説『あさが来た!』。なんでも「びっくりポン!」というキメ台詞があるらしい…。これが視聴者の心をつかむかどうかはさておき、名作ドラマには印象的なキメ台詞がある例も多い。そこで、数々の名作が生まれた1990~2000年のドラマについて、特に印象的なキメ台詞を、当時リアルタイムで観ていた30~40代社会人男性200人にアンケート調査した(協力/アイ・リサーチ)。

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〈印象に残るドラマのキメ台詞TOP10〉


(14項目のなかから上位3位まで選択。1位3pt、2位2pt、3位1ptとして集計)

1位 同情するなら金をくれ!(『家なき子』) 315pt


2位 姉さん、事件です(『HOTEL』) 137pt
3位 そこに愛はあるのかい?(『ひとつ屋根の下』) 134pt
4位 じっちゃんの名にかけて(『金田一少年の事件簿』) 120pt
5位 古畑任三郎でした(『警部補・古畑任三郎』) 113pt
6位 全部まるっとお見通しだ!(『TRICK』) 106pt
7位 都知事と同じ名前の青島です(『踊る大捜査線』) 41pt
8位 あらやだ(『家政婦は見た!』) 39pt
9位 女の価値は男の数(『ショムニ』) 36pt
10位 心にダムはあるのかい?(『ひとつ屋根の下2』) 30pt
10位 そんなこと言ったってしょうがないじゃないか(『渡る世間は鬼ばかり』) 30pt

※番外


12位 ざけんなよ!(『キッズ・ウォー ~ざけんなよ~』)

2位以下に大差をつけて圧倒的1位となったのが、『家なき子』の名台詞。TOP10のなかでは唯一“子供”の台詞という点も特徴的だ。それぞれに寄せられたコメントは、以下の通り!

●1位 同情するなら金をくれ!(『家なき子』) 315pt


「90年代の代表的ドラマ。安達の子役がかわいい」(40歳)
「当時の天才子役、安達祐実の演技力に魅了され社会的にも流行語になったので非常に印象に残ってます」(36歳)
「小さい子がスゴイ台詞を言うなと思って」(39歳)
「小学生が道端で叫ぶシーンは衝撃的だったから」(49歳)
「たしかにこのセリフはリアリティがあるし、説得力もあるので」(48歳)
「考えさせられるので」(49歳)
「自分が生きている間に、この言葉は一度も使いそうになくて、インパクトがあるからです」(40歳)

●2位 姉さん、事件です(『HOTEL』) 137pt


「高嶋さんの顔が浮かぶ」(36歳)
「申し訳ございませんと双璧をなすぐらい利用している」(41歳)
「その姉さんがだれなのか見たことがないから面白い」(38歳)
「このドラマでホテルに就職した」(43歳)

●3位 そこに愛はあるのかい?(『ひとつ屋根の下』) 134pt


「よくみていた。江口洋介がいい」(33歳)
「好きなドラマだったから」(42歳)
「柏木家に色々教えて貰った」(36歳)

●4位 じっちゃんの名にかけて(『金田一少年の事件簿』) 120pt


「当時とても流行っていて友達同士の会話でもよく言っていたから」(38歳)
「マネをしたくなるような台詞」(49歳)
「漫画もずっと読んでいたのでとても印象に残っている」(39歳)

●5位 古畑任三郎でした(『警部補・古畑任三郎』) 113pt


「声のトーンが独特で覚えやすいから」(39歳)
「放送時には毎回欠かさず見ていたほど、このドラマが好きだった」(34歳)
「ファンだから」(45歳)

ドラマを知らずに台詞だけ見ると、奇抜なだけの言い回しも、ストーリーを知っている回答者にとっては、思い出深いもののようだ。今は正直「?」と感じてしまう「びっくりポン!」も、いずれこれらのような名台詞の仲間入りをするかも?


(梵 将大)

※当記事は2015年09月20日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。