【カイロ共同】内戦が続くシリアの北西部イドリブ県などの3戦線で20日、アサド政権側勢力と国際テロ組織アルカイダ系「ヌスラ戦線」など反体制派勢力との間で部分停戦が発効した。シリア人権監視団(英国)が明らかにした。停戦は順守されているもようだ。

 停戦となったのはトルコ国境に近いイドリブ県にあるイスラム教シーア派の二つの村と、政権が奪還を目指すレバノン国境に近いダマスカス近郊の反体制派の拠点ザバダニ地区。

 これらの戦線では最近、戦闘が激しくなり、19日午後からの死者は、監視団によると、合わせて100人を超えた。

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