本気で昔ながらの本作りだよ...ってかなり本気だった : ギズモード・ジャパン


アンソニー・ボーデインさんの番組Raw Craftでは、いつも見事な工芸を披露するクラフト職人たちとその技術を紹介しています。最近のエピソードではサンフランシスコのアリオン・プレスという小さな印刷所を訪ねていますよ。

ここでは昔ながらの製本が引き継がれているのですが、それがもう、え、うわー、ってくらいのアナログ作業で感動しちゃうんです。

紙のロールにタイプライター式の機械を使って穴を打っていき、その穴に基づいてアルファベットが順番に鋳造され、ページがレイアウトされます。間違いないがないか、すべて声に出して確認して、最後には手縫いで本が綴じられるまで、もはや工程自体がアートに感じられます。作業に使っている機械が来月には100歳になるんだよ、とあっさり言っていたりと、もうこの場所なに美術館?と興奮してしまいます。

英語ですが、映像を見るだけでも職人さんたちがこの技術に対していかに力を注いでいるかがわかります。完成作品を見ればあなたも思わず感心のため息をもらすはず。


Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文
(塚本 紺)

あわせて読みたい

powered by
  • このエントリーをはてなブックマークに追加