顔認識技術で猫の食べっぷりをチェックするCatFiはボール紙製の猫用食堂を使う | TechCrunch Japan

ぼくがDisruptを好きなのは、Startup Alleyに今年は何が登場するか、事前に予測できないことだ。台湾コーナーを通りかかったとき、CatFiというスタートアップを見つけた。同社のCatFi Boxと呼ばれるプロダクトは、3Dの顔認識技術を使って猫の食べっぷりをチェックする。とくに猫を複数飼っている人が、便利に使えるだろう。

たとえばあなたが猫を5匹飼っていて、うち1匹がいつも食べ過ぎだけど、それをやめさせることができない(ぼくなんか家にいないことが多いから猫の管理なんかできない)。CatFiを使うと、でぶ猫が食べようとするとその顔を認識してフードを食べられないようにする。食べ盛りの子猫なら、同じく顔を認識して‘食堂’(下図)をオープンする。すごいのは、これらすべてをアプリでやることだ。ラジカルやのー。

Googleは仮想現実ヘッドセットにボール紙を利用したが、CatFiでは猫の食堂がボール紙製だ。そこにセットする監視カメラとしては、余っている(or超安い)Androidフォーンを使う。そして自分が日常使っているスマホで、猫の食餌行動をチェックする。

CatFi_Box

天才やのー。

アプリは猫達の食べっぷりに関するグラフを作り、通知も行うから、お猫様の食生活管理はこれで完璧だ。

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猫の給餌だって、ディスラプトの対象になりえる。すごいのー。CatFi Boxのボール紙製食堂とアプリを欲しい人はここで登録を。ボール紙製でない、やや本格的な、プロバージョンもある。でも、そっちは、あまり楽しくないかも…。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa