ひとつの血が万人の英傑を生む! ブラウザゲーム『一血卍傑 -ONLINE-』ステージイベントリポート【TGS2015】 | ニコニコニュース

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文・取材:ライター イズミロボ・ササ

●子孫に思いをつなぐシミュレーション

 2015年9月20日まで、千葉・幕張メッセにて開催された東京ゲームショウ2015。その3日目となる19日に、DMMゲームズブースでブラウザゲーム『一血卍傑(イッチバンケツ) -ONLINE-』(以下、『一血卍傑』)の内容をお披露目するステージが催された。その模様をリポートする。

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 本作は、DMMゲームズとRejetがタッグを組んで製作する、2016年春サービス開始予定の和風伝奇シミュレーション。神や妖怪といった日本古来のキャラクターが登場し、次世代に思いをつなげながら戦っていくというシステムが特徴的だ。イベントステージには、まず企画と原作を担当した、Rejet代表取締役社長の岩崎大介氏が登壇。さっそく、ゲームの概要が岩崎氏により紹介されたのちに、プロモーションビデオがスクリーンで流された。

 PVのあと、まず司会者が岩崎氏に尋ねたのは、タイトルが持つ意味について。岩崎氏は、「いろいろなキャラクターを合成して、子孫を増やしていくゲームなんですよね。ひとつの血が、万人の英傑を生むという意味で、『一血卍傑』とつけさせていただきました」とコメント。

 世代を超えた物語になるとのことだが、その最初の親となるのが、ヤマトタケルやアマテラスなどからなる、“神代八傑”というキャラクターたちだという。「多くのキャラクターを生み出して育成するということが、ポイントになるかと思います。その成長システムに、ぜひ注目してもらいたいですね」(岩崎氏)。ちなみにPVで紹介された、“神代八傑”の画像は以下となる。

 どのキャラクターも神話や昔話でおなじみのもの。種族はどうやら、人・神・妖に分かれる模様。

●ゲスト登場&主題曲も披露

 続いてスペシャルゲストが登場。ヤマトタケル役の声優・増田俊樹氏と、アマテラス役の声優・東城日沙子さんが登壇し、キャラクターや作品に関してのトークが展開された。増田氏は役柄に対して、「ヤマトタケルは熱血系のなかにも、秘めた部分があるクールなキャラクターかなと思いましたね」と分析。ちなみにキャラクターには設定されている職業があり、岩崎氏によると「ヤマトタケルがバリバリの剣士。アマテラスは誣言(ふげん)といって、巫女というか、ヒーラー的なポジションですね」とのこと。

 このタイミングで、スクリーンに突然新たなキャラクターのシルエットが! そう、ここまでの情報では、“神代八傑”と謳いながら7キャラクターの映像しか公開されていなかったのだ。岩崎氏が、現在話せる範囲での情報をここで語った。「この武器は、手裏剣ですね。リリースまでは時間があるので、皆さんに想像して楽しんでほしいと思いますが、手裏剣を持っているということは、彼は忍者ですよね。ということは……? と、いろいろ楽しんでもらえればうれしいです」(岩崎氏)。

 続いてステージには、ゲームの主題歌『一縷の望み』を歌う佐々木恵梨さんが登場。和風のテイストのこの主題歌は、『シュタインズ・ゲート』などでも有名な志倉千代丸氏が作曲を担当。作詞は岩崎氏が担当していることもあり、随所にゲームの世界観が反映されている。ここでは佐々木さんにより、主題歌のミニライブが披露された。「一縷、つまり最後の望みですよね。ゲームでは子孫をつないで最後に望みを託すわけで、そういう思いを込めたタイトルになっています」(岩崎氏)。

 ライブの盛り上がりとともに、ステージイベントはフィナーレ。最後に岩崎氏が、開発状況や今後の展開についてひと言語った。ほかの登壇者の挨拶と併せ、以下に紹介しよう。

「「『一血卍傑』はこういうゲームだよ」ということを、名刺代わりにこのTGSで発表しました。これからスタッフ一同、来春を目指して作っていきたいなと思っております。本格的なシミュレーションの要素が入りつつ、ブラウザゲームとして遊びやすいものにするつもりですし、ぜひ楽しみに待ってもらえたらと思います。新情報も、随時お届けしていく予定です」(岩崎氏)

「豪華なスタッフによる楽曲なので、幸せに思っています。ゲームとともに、皆さんに届くことが楽しみですし、皆さんも楽しみにしていてください!」(佐々木さん)

「キャストとしてはしっかりと芝居をして、皆さんをこの世界に引き釣り込めるようにががんばりたいと思います。ぜひお待ちください」(増田氏)

「来春リリースを、私もいちファンとして楽しみにしていますし、皆さんといっしょにこの作品を盛り上げていけたらいいなと思います!」(東城さん)