『スター・ウォーズ』字幕監修・河原一久、連載開始!知られざるエピソードがたくさん | ニコニコニュース

連載第1回目の表紙! - 大修館書店
シネマトゥデイ

 シリーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が日本で12月18日に公開されることを受けて、同シリーズの字幕監修などを務める河原一久氏が、専門誌「英語教育」で半年間の連載(全6回)を9月14日発売の10月号からスタートさせた。

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 ファンにとって待望の新3部作が今年幕を開けるということで、同シリーズの特集や連載を目にする機会が多くなった。そんな中で、『スター・ウォーズ』研究の第一人者としても知られる河原氏が連載をスタートさせる媒体は、英和辞典「ジーニアス」を手掛ける大修館書店による、主に英語教師を対象にしている専門誌「英語教育」だ。

 この一見、不思議なタッグが実現した背景には、現在の英語教育には単純に言葉を教えるだけでなく、「異文化理解」や「共生」といった概念を教えることが重要であり、それには世界中のファンたちが活発に交流する文化を形成した『スター・ウォーズ』こそ、適していると考えたためだという。

 連載第1回目は、「世界を一変させた映画」と題して同シリーズが世界に与えたインパクトに言及。とりわけ、『エイリアン』『ブレードランナー』のリドリー・スコット監督や、『タイタニック』『アバター』のジェームズ・キャメロン監督といったハリウッドの大御所から、藤子・F・不二雄など日本を代表する大物クリエーターがどのような形で同シリーズに影響を受けたのかという裏話は興味深い。

 第2回以降は、新作を手掛けるJ・J・エイブラムス監督がビデオメッセージで呼び掛けた、ユニセフを支援するチャリティーキャンペーン「フォース・フォー・チェンジ」の活動をはじめ、病気の子やいじめられた子を支えるファンによる活動も紹介、さらには『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』以降の展開を同氏が予想するという。新作のビジュアルや著者撮り下ろしの写真も盛り込まれるということで、ファン必見の連載になりそうだ。(編集部・石神恵美子)

「英語教育」は毎月14日発売、本体価格800円(電子版960円)、全国の書店・大修館書店ホームページにて注文可能、AppleのNewsfeedでも取扱い中