【マニラ共同】フィリピン南部ミンダナオ島ダバオ沖のサマル島のホテルに21日深夜、武装集団が押し入り、ノルウェー人ら計4人を拉致した。関係者によると、宿泊客の日本人女性1人も一時身柄を拘束されたが脱出。軽傷を負い、病院で治療を受けた。

 警察当局などによると21日午後11時ごろ、サマル島の海岸沿いにあるリゾートホテルの船着き場に、武装集団11人がボートで乗り付けて侵入し、4人をボートで連れ去った。日本人女性もボートに乗せられたが飛び降りて逃げた。この際に軽傷を負ったとみられる。

 拉致されたのはホテルの従業員や宿泊客。