【東北】悲劇のあとで…巨大堤防を作るも「海が見たい」と嘆く住民たち | ニコニコニュース

【東北】悲劇のあとで…巨大堤防を作るも「海が見たい」と嘆く住民たち
バイレーツ

被災地である東北の海岸線で、防潮堤の建設が進んでいるが、宮城県や岩手県の住民からは以下のような不安や疑問の声が起こっているという。

「海がまったく見えない」「高台移転するのに何を守るのか」「そこまでの巨費を投じるなら、ほかの復興事業にお金を回した方がいいのでは」

画像出典:Flickr(三陸海岸の青い空と海 (Sanriku coast with blue sky and sea) by Hiroaki Kaneko)

朝日新聞によると、建設が進められている巨大防潮堤は、岩手、宮城、福島の3県で総延長約400km、総工費は1兆円ほどかかっているという。

数十年から百数十年おきに起こる大津波の高さを、過去にその地域を襲った津波を参考に予測。津波のせり上がりを考慮し、1m分高く防潮堤の高さを設計した。

しかし津波への備えとはいえ、徐々に姿を現す巨大なコンクリートの壁に、住民からは戸惑いの声も上がっているようだ。

宮城県南三陸町寄木(よりき)地区の高橋七男区長は、「壁をそこまで高くしなくても、命を守る避難路と避難場所の整備で十分」「海辺に住んでいる人間は津波を覚悟している。多少の被害があっても、海の見える風景と、その恵みを受ける暮らしを孫に残したい」と語っている。

防潮堤は強固なほうが安心だろうが、突発的な震災に対して、どこまで予算をかけるべきなのか。

住民にとって、防潮堤の建設に関しては複雑な思いがあるのは確かなようだ。

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参照:朝日新聞/被災地の海岸線、姿現す防潮堤 巨大さに戸惑いの声も
画像出典:Flickr(三陸海岸の青い空と海 (Sanriku coast with blue sky and sea) by Hiroaki Kaneko)
(本記事は上記の報道や情報を参考に執筆しています)

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