安いのか、高いのか……中国売春婦「1発1万円ねーちゃん」が中国ネットで大拡散! | ニコニコニュース

20代とおぼしき女性。その容姿をめぐってはネット上でも賛否が分かれている
日刊サイゾー

 中国である動画が公開され、爆発的な再生回数を記録し、話題になっている(https://www.youtube.com/watch?v=IQJADYaYPQU)。その動画は、ホテルとおぼしきベッドの上に横たわる男性が盗撮したものとみられ、正面に立つ女性とのやりとりが収められている。

女「500払うって言ったじゃん! もう帰るよ」
男「値段は交渉次第だろ」
女「500といったら、500なの!」
男「500で何発?」
女「1発に決まってるじゃん!」
男「高いよ! 1発250、2発500でどうだ?」
女「ハァ? あり得ない。とにかく1発500! 1発500!」

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 言うまでもないが、これは売春婦と客との“価格交渉”のシーンだ。500とは500元のことで、日本円にして約1万円。この女性は、動画内で「1発500! 1発500!」と連呼する必死な姿がウケ、「500姐(500元ねーちゃん)」と命名され、大拡散してしまったようだ。

 一方で女性の容姿や価格相場についても熱い議論が巻き起こり、中国のSNSのコメント欄ではさまざまな意見が飛び交っている。

「確かに500元は高い。俺の街じゃ、300元(約6,000円)が相場だよ」
「一晩800元、1発500元が相場だろ」
「売春婦にしては、なかなかかわいいんじゃないか」
「値段にこだわる売春婦ほど、サービスが悪い。どうせマグロ女だぜ」

 現在では中国定番の“人肉検索(個人特定)”が行われ、訛りなどから特定が進んでいるようだ。それにしても、中国での売春の相場が1万円前後というのは、物価を考えると確かに高い気もするが……。広州市在住の日本人ビジネスマンは、こう解説する。

「つい3~4年前まで1発150元(当時のレートで約2,500円)なんてザラだったのに、最近はインフレの波が売春産業にも波及し、微信(中国版LINE)などでの援交の相場も300~600元くらいになっています。この動画が撮影された場所はわかりませんが、都市部では平均的な金額では? 僕も中国でさんざん女を買いましたが、高くなって遊べなくなりました」

 ともあれ、中国では成人であっても売買春は双方とも違法となる。中国メディアでは「実際のお金のやりとりは映っていないので、摘発は難しい」と述べている。それにしても、晒されたこの女性もかわいそうだ。
(取材・文=棟方笙子)