フォルクスワーゲンのウィンターコルン会長(ロイター=共同)
共同通信社

 【ベルリン、ニューヨーク共同】ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のウィンターコルン会長は23日、米国で排ガス規制を不正に逃れていた問題の責任を明確にするため辞意を表明した。問題は世界的な不祥事となっており、経営トップの引責辞任に発展した。25日の監査役会で後任人事を決める見通し。

 欧米メディアは後任に、グループ会社ポルシェのミュラー会長が就くとの見方を報じている。

 ウィンターコルン氏は「ディーゼルエンジンをめぐる不正の責任を取ることにした」との声明を発表した。

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