パソコンを使って国勢調査の回答を送信する高市総務相=10日、総務省
共同通信社

 総務省は25日、国勢調査にインターネットを使って回答した世帯が、全世帯の36・9%を占めたとの試算を公表した。都道府県別では滋賀の48・4%が最も高く、次いで富山45・7%、岐阜45・4%。最低は沖縄の22・7%で、高知25・1%、東京26・0%が続いた。

 5年に1度の国勢調査で、ネット回答が全国で導入されたのは今回が初めて。総務省は約20%のネット回答を目標としていたが、全都道府県で上回り「想定以上の利用があった」と評価している。

 回答率はパソコンやスマートフォンで回答した世帯の数を、前回2010年国勢調査の世帯数で割って算出した。