【ロンドン時事】国際軍事情報大手IHSジェーンズは25日、人工衛星画像の分析から、中国が南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島のファイアリクロス(中国名・永暑)礁で建設していた滑走路が完成したとの見方を明らかにした。運用可能な状態に近づいているという。

 滑走路の完成により、同礁での他の施設の建設工事が加速できるほか、南沙諸島空域でのパトロールが可能になるとみられる。

 20日撮影の画像によると、ヘリ発着場の「H」のマークや、3125メートルの滑走路の両端に方角を示す数字が書き込まれているのが確認できる。このほか、多数の施設や港湾の防潮堤、道路網が建設されている。滑走路沿いに土を盛っているらしいことも分かり、食料となる作物を栽培しようとする意図の可能性もある。