タイ警察、爆弾テロの実行犯断定 8月逮捕の男

 【バンコク共同】タイ国家警察の報道官は25日、バンコク爆弾テロに関連し8月に逮捕したトルコ人とみられる男について、犯行現場に爆弾を置いた実行犯と断定したと発表した。

 国家警察のソムヨット長官は24日、男が「自分が実行犯だ」と供述していると記者団に明らかにしたが、供述が変遷しているとして実行犯の断定を避けていた。

 テロの発生直前、爆弾が入ったとみられるリュックを置き、立ち去る黄色い服の男が監視カメラに写っていた。報道官によると、逮捕された男と黄色い服の男が同一人物という。

 警察当局は8月29日、バンコクのアパートで爆発物所持の疑いで男を逮捕した。