25日、ニューヨークの国連本部で記者会見するノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさん(ロイター=共同)
共同通信社

 【ニューヨーク共同】ノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさん(18)は25日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、極度の貧困や飢餓の撲滅を掲げた「持続可能な開発目標(SDGs)」が国連サミットで採択されたことについて「社会に教育がなければ、私たちは目標を何一つ達成することができない」と訴え、各国首脳に教育への投資強化を求めた。

 その上で「各国政府は武器や軍事のためのお金はたくさん持っているのに、教育となると今の世界の指導者たちほどけちな人を私は見たことがない」と痛烈に批判した。