通学する東京都内の高校で、大麻を同級生に売ったなどとして、警視庁少年事件課は30日までに、大麻取締法違反容疑でいずれも私立高校3年の17歳と18歳の少年2人を逮捕した。同課によると少年らは「小遣いが欲しくて売った」などと容疑を認めている。

 少年2人は家裁送致され、うち1人は保護観察処分になった。

 逮捕容疑は6月29日午前8時45分ごろ、目黒区内の私立高校の校舎内で、少年(18)が同級生(17)に乾燥大麻0.516グラムを7000円で譲り渡すなどした疑い。