ランニングマシーンはかつて拷問器具だった | ニコニコニュース

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いや、走るのが嫌いな人にとっては現代でも拷問なのかも。

これで走れば理想の体型になるかと思いきや、現実はそう簡単ではないと再確認させてくる酷なランニングマシーン。そして結構走ったと思って時間を見ると、まだ思っていた半分の時間も経っていないことも。まるで自分に対する軽い拷問...と言いたくなりますが、まさにずっと昔、ランニングマシーンはイギリスで囚人に使われていた拷問器具だったんです。

かつてイギリスの刑務所では、囚人を独房に閉じ込めたままだったことが問題視され、囚人に労働させることで環境改善をしようということになったんだそう。それで囚人を一列に並ばせ、ランニングマシーンのような踏み車を踏ませることで、小麦を挽いたり、水車を回したりしたんですって。Ted-Edのアニメーション動画で、その様子と歴史が見られます。

でも囚人たちは1日に6時間、このマシーンの上で足踏みし続けなければならなかったそうです。1日6時間の足踏みは、歩数に換算するとエベレストを半分登るのと同じ。過酷であったため、怪我をしたり倒れてしまったりする囚人もいたそう。まさに拷問器具ですね。

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文
(リョウコ)


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