ニコラス・ケイジが原油流出事故に迫る政治家に挑戦 政治サスペンス予告公開 | ニコニコニュース

今年最後のニコラス・ケイジ!
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2010年メキシコ湾原油流出事故を題材にしたニコラス・ケイジ主演の政治サスペンス「ザ・ランナー(原題)」が、「コンテンダー」の邦題で11月28日に劇場公開が決まり、予告編と日本版ポスタービジュアルが完成した。

【動画】「コンテンダー」予告編

2010年4月20日、メキシコ湾沖で作業中だった英BP社の原油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」で大規模な爆発が発生。作業員126人のうち11人が行方不明となり、大量の原油が海に流れ出す惨事となった。5月に「ラスト・リベンジ」、6月に「ザ・レジェンド」「レフト・ビハインド」と立て続けに主演作が公開されたケイジが、同事件をモチーフにした本作では事故の闇に迫る政治家役に挑んでいる。

政治家コリン・プライスは、市民のためメキシコ湾原油流出事故の早期解決に乗り出すが、セックススキャンダルによりすべてを失ってしまう。再起をかけ上院議員選を目指し動き出すが、欲望渦巻く陰謀が待ち受けていた。

予告編は、人々のために奔走する主人公が、一度の過ちで転落しながらも、再び立ち上がる姿をとらえた。「イージー・ライダー」のピーター・フォンダが、ケイジ扮するコリンの父親で元ニューオーリンズ市長役で共演している。ポスタービジュアルでは、ケイジが星条旗、ホワイトハウス、燃え盛る原油掘削施設に挟まれ、巨大な力に翻ろう政治家の葛藤(かっとう)を表現している。

「コンテンダー」は、11月28日から東京・新宿バルト9ほかで公開。