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 河南公安庁交通公路公安(河南省高速道路警察)は26日、微博(ウェイボー、中国版ツイッター)の公式サイトで、同省内の河南鄭堯高速道路・始祖山トンネル内で自動車が爆発したとの情報が広まったことについて「衝突事故も爆発も発生しませんでした。自然に燃え出した事故でした」と発表した。

 河南省高速道路警察によると、始祖山トンネル内で26日午前10時ごろ、走行していたセダンが燃え始めた。衝突や爆発は発生しておらず「自ら燃え出した」という。

 同警察は、事故処理の結果、午後1時5分までに同トンネルは正常に通行できるようになったとして、「微博に爆発事故と投稿があったが、事実ではありません」と説明した。

 同事故では燃え出した自動車の運転手が火傷をしたが、自力で歩いてトンネルの外に脱出した。同事故で死者は出なかった。(編集担当:如月隼人)(イメージ写真提供:123RF)