働いている「若いおひとりさま」の実収入、5年前より実質6.5%減--消費は15%減 | ニコニコニュース

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総務省は30日、2014年全国消費実態調査について、単身世帯の家計収支および貯蓄・負債に関する結果(1世帯当たり)を発表した。それによると、勤労者世帯のうち40歳未満の単身世帯(若年勤労単身世帯)の実収入は月平均26万8,817円となり、5年前の2009年と比べて実質6.5%減少した。

○若年勤労単身世帯、消費支出は実質15.0%減少

若年勤労単身世帯の可処分所得は月平均22万3,086円で、2009年比では実質8.1%減少した。消費支出は月平均16万5,110円で、2009年比では実質15.0%減少した。

単身世帯の2014年10月、11月の消費支出は月平均16万9,545円。男女別では、男性は17万2,278円、女性は16万7,163円となった。費目別の内訳をみると、男性は「食料」の4万4,279円が、女性は交際費などの「その他の消費支出」の3万8,199円が、それぞれ最も多かった。

単身世帯のうち勤労者世帯の2014年10月、11月の実収入は月平均29万8,643円。男女別では、男性は33万2,851円、女性は25万527円となり、2009年比では、男性は実質5.1%減、女性は実質3.4%減少した。可処分所得は月平均24万8,149円。男女別では、男性は27万5,985円、女性は20万8,996円となり、2009年比では、男性は実質4.4%減、女性は実質4.9%減少した。

(御木本千春)