東出昌大、初の海外映画祭で英語のスピーチ披露!もみくちゃになりながらのファンサービス! | ニコニコニュース

レッドカーペットを歩いた東出昌大と石井隆監督 - (C) 2015『GONIN サーガ』製作委員会
シネマトゥデイ

 俳優の東出昌大が、現地時間9月30日、カナダの第34回バンクーバー国際映画祭で上映された主演映画『GONIN サーガ』の舞台あいさつに石井隆監督と共に出席。初参加となった海外映画祭に興奮した様子で、この日のために練習したという英語のスピーチを披露して、大喝采を浴びた。

映画『GONIN サーガ』公式サイト

 北米最大の映画祭に数えられる同映画祭では、過去に石井監督の『GONIN』(1995)『GONIN2』(1996)も上映されている。東出と石井監督は、東アジアの作品を上映する Dragons & Tigers 部門に出品された同シリーズ最新作『GONIN サーガ』の上映後舞台あいさつに登壇した。

 映画祭への参加が決定した際には、「呆然とするような、急に叫び出したくなるような言葉にできない思いでいっぱいです」と話していた東出。400人の観客で満員となった会場にはカナダ在住の日本人も多く、東出は「不慣れな英語を話さなくてもいいんじゃないか、と思った(笑)」と話しながらも、「たくさんの国の方がいらっしゃる会場で、日本語だけでは不公平だから」と気遣い、用意していた英語のスピーチで「初めての海外映画祭参加で非常に興奮しています」と感無量の思いを述べ、会場から温かい拍手を贈られた。

 さらに、会場の外のレッドカーペットには劇場に入れなかったファン約100人が詰めかけ、東出は現地の取材に応じた後、もみくちゃになりながらもサインや握手などファンサービスを行った。ファンの熱い反応を受けた東出は、1泊3日というスケジュールに「もう少しいたかった!」と残念がるも、「観ているものは同じなのに、ここで笑うのか、とか、こんな見方もあったのか! と思うほど新鮮だった」と初の海外映画祭を堪能した様子。

 「映画はこんなふうに楽しんでいいものなんだと改めて思った」としみじみ語ると、「映画に携わる人間として、これからも海外の人にも自信を持って贈りだせる作品を作っていかなければならないと思った」と役者としての決意を新たにした。

 『GONIN サーガ』は、指定暴力団五誠会系大越組への襲撃事件を描いた第1作の19年後を舞台に、同事件で父を失った息子や因縁を持つ者たちの新たな戦いを活写するバイオレンスアクション。(編集部・吉田唯)

映画『GONIN サーガ』は公開中
第34回バンクーバー国際映画祭は現地時間9月24日~10月9日まで開催中