静岡県磐田市の住宅で飼育されていたサラブレッドが9月30日に逃走し、行方が分からなくなる騒ぎがあった。県警や地元消防、市が捜し、逃げてから約26時間後の1日午後、約3・5キロ離れた海岸近くで見つかった。市は1日、安全を考慮して付近の市立小中2校を休校にした。

 磐田署によると、30日午後4時5分ごろ、磐田市福田の無職野田勝治さん(76)が自宅で飼っていた牝馬を散歩に連れ出そうとした際、装着したくらがずれて馬が驚き、手綱を振り切って逃げだした。

 1日午後5時半すぎ、市内の海沿いの遊歩道で通行人が「馬がいる」と110番し、同署から連絡を受けた野田さんが確保。